・中国文化革命のおり、画家は排斥されていた。そんな時、日本人のある建築業者が日本に連れてきて、缶詰め軟禁状態で、いわゆる売り絵を書かされていた。
・それを不憫に思ったある主婦がカナダに亡命させた。
・そのお礼にと、心を込めて描いた油絵を何点かお礼にいただいたのだという。画家のサインはあるものの、カナダで大学の教授になったとの風のたよりがありだけで、その後の消息は不明。
・額はその主婦が別途あつらえたもの。
・彼女をイメージして描いたというが、全体に暗いイメージなので、技量的には高いレベルにあるものの、好みが分かれる絵ではある。
・彼女の縁者である小生がいくばくかのお礼を支払って譲り受けたものである。

・サイズ（額）95cm×120cm
※直接、ご覧になって検討されたい。
＜出品者＝静岡県伊東市在住＞